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干場弓子|ディスカヴァー創業者が語った「楽しくなければ仕事じゃない」仕事哲学10の視点

ディスカヴァー・トゥエンティワン創業者・干場弓子さんの書籍『楽しくなければ仕事じゃない』を紹介する記事のアイキャッチ画像

「世の中には、楽しみたくたって楽しめない仕事を余儀なくされている人がいっぱいいる。ハードルが高すぎますよ」

本書のタイトルを見た人から、そう言われました。

干場弓子さんの答えはこうです。「楽しいことがあるから楽しめるのではなく、何でも楽しむと決めているから楽しめるのだ」。

楽しむのは感情の問題ではなく、能力の問題だ、と干場さんは言います。しかもその能力は、生まれつきのものではなく、練習とちょっとした視点の転換によって身につけられる——「なんといっても、わたしがその証拠。わたしも昔はネクラだった」と笑いながら。

干場さんは1984年、29歳でディスカヴァー・トゥエンティワンの創業に参画し、35年間にわたって取締役社長として経営を担いました。業界の慣習だった取次(問屋)経由をやめ、全国5000店の書店と直接取引するという前例のない仕組みを作り上げ、勝間和代さんをはじめ多くのベストセラー著者を発掘してきました。

本書『楽しくなければ仕事じゃない』は、そんな干場さんが35年の経営と編集の経験から、「若い人を不幸にする言葉」として挙げてきた10のキーワードを取り上げ、それぞれに別の「視点」を持ち込んだ一冊です。「視点を変える、明日を変える」——ディスカヴァーのバリューが、干場さん自身の言葉で語られます。


干場弓子さんの基本プロフィール

氏名干場弓子(ほしば ゆみこ)
生年1955年、愛知県名古屋市生まれ
学歴愛知県立旭丘高校→お茶の水女子大学文教育学部卒業
経歴世界文化社「家庭画報」編集部→1984年ディスカヴァー・トゥエンティワン創業参画→35年間取締役社長→2019年12月退任・独立→干場弓子事務所代表→2021年BOW&PARTNERS設立・代表
主な実績書店との直取引で業界随一の出版社に育て上げる。勝間和代氏ら多くの著者を発掘。2010年「ビジネス書大賞」創設。2011年同社初のミリオンセラー『超訳ニーチェの言葉』出版。累計編集書籍の販売部数1000万部超。日本書籍出版協会初の女性理事
著書『楽しくなければ仕事じゃない』(東洋経済新報社)

「キャリアプラン」という言葉が若者を不幸にする

本書『楽しくなければ仕事じゃない』は、干場さんが「若い人を不幸にする言葉」として挙げてきた10のキーワードへの反論から構成されています。第一の言葉は「キャリアプラン」です。

就活生にインタビューを求められた干場さんは、「キャリアプラン」「ロールモデル」「ワークライフバランス」という3つのテーマを持ち込まれます。「思わず、飛んで火に入る夏の虫、とほくそ笑む」——なぜなら、これら3つはまさに干場さんが日頃「若者を不幸にする言葉」として挙げていたものばかりだったからです。

なぜキャリアプランが若者を不幸にするのか。干場さんはこう問いかけます。「世界は、今、自分に見えている、それだけのものか? あなたの未来は、今、あなたに見えている、それだけのものか? あなたの可能性を、あなたが今思っている範囲にとどめていいのか?」

雑誌の編集者だった干場さんが出版社の社長になるとは、当初まったく想定していませんでした。「周りでいちばんできそうなのは自分だったから、自分がやるしかないな、と思って引き受けた。その後は責任感でやってきたようなもの」——これがキャリアプランと呼べるものだったでしょうか。

干場さんが提案するのは「仮説としてのキャリアプラン」です。選択肢を狭めるのではなく、広げるもの。半年ごとにつくり直す。予想外のことが起こったら臨時で見直す——そういうプランなら、立てていい。


「チャンスは人が連れてくる」——勉強より先に人と会え

本書の中で干場さんが力強く語るのが、キャリアアップのきっかけについてです。

「人生の転機は、『人』が連れてくる。誰かとの出会いが、人生を非連続的に、変える」

多くのビジネスパーソンがやりがちなのが、キャリアアップのための勉強に時間を費やすことです。ビジネス書を大量に読む、セミナーに通う、資格をとる、TOEICのスコアを上げる——干場さんはこれらを否定しません。「仕事に関連して、常に勉強し続けるべきだと思う」。

ただし、間違えてはいけないことがあります。「勉強の延長上に、キャリアアップがあるとは限らない」。

では、何のために勉強するのか。「チャンスの神様との出会いのためだ。出会ったときに、これがその人と気づくため。そして、相手に『この人ならチャンスをあげてもいいかも』と思ってもらえるため」。

よく耕された地面でしか四つ葉のクローバーの種は発芽しない——準備は必要だが、目的は勉強することではなく、人との出会いにある。

干場さんが最も警告するのは「もっと準備ができてから、もっと勉強してから」と人と会うことをためらい続けること。「永遠に準備し続けるわけだ」と皮肉を込めて言います。

「迷ったら進む、誘われたら行く。チャンスはいつも、あなたが思っていることの外にある」——本書を通じて繰り返されるこの姿勢が、干場さんのキャリアそのものを象徴しています。


「効率」という言葉が仕事をつまらなくする——120点主義とは何か

「効率化」と聞くと、多くの人は良いことのように感じます。しかし干場さんは、効率主義が仕事をつまらなくすると言います。

本書『楽しくなければ仕事じゃない』で干場さんが提唱するのが「120点主義」です。

「学校のテストでは、100点満点の上はない。どんなに優れた内容の100点も、ギリギリ合格の100点も同じだ。しかし、仕事は違う」

100点——すなわち、今の給料に見合った仕事をしたにすぎない。それで褒めてくださいと言われても、という話です。目に留まるのは、期待以上の成果をあげたときだけです。

ディスカヴァーの書店営業では、全員まず書店回りからスタートします。東大博士も、外国人も例外なし。そこで成績のいい人たちに共通するのは、「マニュアル以上のことを自分で工夫しておこなっている」ことでした。自社書籍をフラッシュカードで覚えた社員、お客さまの動線を独自に調べた社員、目についたゴミを拾い続けた社員——いずれもマニュアルにない行動でした。

逆に成績の悪い人ほど「マニュアルが整備されていない」「インフラが整っていない」と効率化を訴える傾向があったと干場さんは言います。「それは効率化ではなくて、手抜き。力の出し惜しみだ」。

「出し惜しみをしていると、本当に枯渇してしまう。めいっぱい出すと、減った分というか、その倍ぐらい、どこからか湧いてくるのは、お金もやる気も能力も同じだ」


「好きを仕事にする」という言葉の落とし穴

「好きを仕事にしよう」——これも本書で干場さんが疑問を投げかける言葉のひとつです。

好きなことを仕事にできる人など、そう多くはありません。あるいは、好きだったものが、仕事になった途端に「好きではなくなる」こともある。

干場さんが代わりに提案するのは「今やっていることを好きになる」という発想です。仕事に価値の違いはないが、誰がやるかによって違いはある——この考えが本書の軸になっています。

干場さんが編集者時代に見た光景があります。あるモデルが、スタジオ入りした瞬間から壁をつくり、カメラマンにも最低限の挨拶しかせず、ずっと本を読んでいました。「学費のためにモデルをやっている。自分は他の軽薄なモデルとは違う」と全身で訴えていた。

一方で、イネス・ド・ラ・フレサンジュはシャネルのミューズとしてモデルという職業の地位そのものを変えた。「仕事の価値は、人がつくる。その仕事に夢中になって、誇りを持っておこなっている人によって、つくられる」。

クリエイティビティを発揮する条件についても干場さんは独自の定義を語ります。アイデアの本当の源は、「ミッション」——自分だけの利益ではなく、社会に対して果たすもの、だと。「人は、自分だけのためにはなかなかバカヂカラも発揮できないが、誰かのためならがんばれる」。強いミッションのもとで、人は思いもかけない力を発揮します。


「ワークライフバランス」が仕事の楽しさを奪う

本書の中で干場さんが最も熱く語るのが「ワークライフバランス」への反論です。

「仕事に熱くなるのって、格好悪くて言えませんよ」という新入社員の言葉を、十数年前から聞くようになったと干場さんは言います。「それで楽しいのかな?」というのが、干場さんの正直な疑問です。

10代のころ、一雑誌編集者だったときから、「趣味は何ですか?」と聞かれれば「仕事とファッション」と答えてきた。子どもが生まれてからそこに「子育て」が加わった。「生きること自体が、趣味みたいなもんですから」。

干場さんが危惧するのは、「ワークライフバランス」という言葉が、仕事を「私生活という表舞台を支えるためにしなければならない苦役」として位置づけてしまうことです。

仕事は、人生の目的と一体化できうる最高の舞台になりえます。「自己実現の最高の場が仕事」と感じられる幸運な人に対して、前時代的な呪いを押しつけて、その幸運を奪わないでほしい——干場さんはそう訴えます。

「誰かのためになっている」という実感こそが、仕事への意欲の源であり、仕事を趣味にするための条件です。


「反発心」と「責任感」——35年間続けてこられた本当の理由

干場さんがディスカヴァーを35年間経営し続けられた動機は何か。本書ではこの問いに正直に答えています。

ひとつは「反発心」——既成概念、既得権体質、前例主義に対する条件反射的な反発心です。

雑誌の編集者だった干場さんが初めて出版流通の仕組みを知ったとき、大きな衝撃を受けます。大手出版社と新興出版社では、書店への取引条件(掛け率や支払いサイト)に大きな格差があり、それが実績ではなく「既得権」によって決まっていたからです。

「当初、何のツテもないゼロからスタートの新興出版社の常として始めた直取引を、結局、最後まで貫くことになって、業界でも直取引一、二を争うようになったのは、ひとえに社員のおかげだが、いくつかの節目で、この条件反射的反発心が後押しした面もあるかも」。

もうひとつの動機は「責任感」です。「訳の分からない会社に入社してくれた社員と、経営を任せてくれた事実上のオーナーに対する責任、さらにはディスカヴァーというブランドそのもの、その先にいる読者への責任」。

大きな野望もハングリー精神もなくても、人はさまざまなことをモチベーションに物事を成し遂げられる——これが干場さんの答えです。「だから、ハングリー精神や夢がないことを、モチベーションが湧かないことの理由にしてはいけない」。


「反発心」が革新の原動力になるという点で共通する経営者もいます。


「リーダーシップ」を目指さなくていい——フォロワーが組織をつくる

本書『楽しくなければ仕事じゃない』で干場さんが鋭く指摘するのが、「リーダーシップを持て」という圧力への違和感です。

息子が小学校4年生のとき、担任から「勉強はできるが、リーダーシップがない」と言われました。干場さんは反論します。「積極的に人の先頭に立つタイプではないが、自己チューなのではなく、逆に、サポートする側に回っているのだ」と。

そもそも世の中が全員リーダーになったら、誰がそのリーダーをサポートするのか——という根本的な問いがあります。

干場さん自身も小学校高学年のころ、通知表にいつも「やや消極的」と書かれていました。「だから、教師の評価というものがいかに当てにならないかもよくわかる」。

リーダーは、ついてきてくれる人がいて初めてリーダーになれる。すなわち、リーダーをつくるのはフォロワーです。

「フォロワーとは、自分の意見も主体性も責任感もなくリーダーに従う者ではなく、主体的に自分の責任でリーダーに従う人のことだ。優れたフォロワーが優れたリーダーをつくる」。

本当はフォロワーがいいのに「それではいけない」という圧力に従って、無理にリーダーを目指している人がいる——干場さんはその現実を優しく、しかしはっきりと否定します。


「前提を疑う」——知らなかったことが強みになった出版革命

本書の後半、干場さんは「視点を変える方法」として2つを挙げます。ひとつは「もともと先入観を持っていない領域のことをおこなうこと」、もうひとつは「前提を疑うこと」です。

ディスカヴァー創業当初のエピソードが秀逸です。雑誌の編集者だった干場さんは、書籍には「四六判」「新書判」など決まったサイズがあることを知りませんでした。だから、いわゆるCDサイズの小さな本を作りました。

営業スタッフが書店に持っていくと「サイズが違うから置けない」と言われました。しかし干場さんは知らなかっただけだから、気にしない。内容が届けば形は関係ない——その本は大ヒットし、シリーズの基盤になりました。

「枠を超えるもカバーを外すもなにも、もともと枠もカバーも持ち合わせていなかっただけなのだ」——これが干場さんの正直な告白です。

無知であることが、業界の常識に縛られないアイデアを生む。既成概念を知らないから、前例のない方法を試せる。「そもそも、それって何のためにあったんでしたっけ?」という問いに立ち返ることが、真のイノベーションの出発点です。


干場弓子さんのこだわり

本書『楽しくなければ仕事じゃない』を通じて、干場さんという経営者の核心が見えてきます。

「誰かの役に立っている実感が、仕事への意欲の源」——干場さんが仕事を続けてこられた最大のモチベーションとして語るのが「誰かのために役に立っている」という実感と自負です。あるスランプの時期、街でたまたま自分が編集した本に触発されたジャケットを着ている女性を見かけ、「憑きものが落ちたように、仕事への意欲を取り戻した」というエピソードが印象的です。本が人の行動を変えた——それが実感できた瞬間でした。

「過去は変えられる——事実ではなく、解釈を変えることで」——幼少期、モノクロ写真の中でいつもひとりぼっちで立っている自分を「暗い子ども時代」と解釈していた干場さんが、ある気づきで解釈を変えます。「あちこちでひとりで立っている写真がたくさんあるということは、あちこちに連れて行ってもらったということである」——写真を撮る両親の存在に気づいたとき、同じ過去が「両親に大事に育てられた証」に変わりました。「事実は変えられないが、解釈は変えられる。そして私たちはすべて、事実を解釈することで生きている」。

「本美女の条件反射的反発心を大切に」——「本美女」というサイトのインタビューで「キャリアプラン」「ロールモデル」「ワークライフバランス」を聞かれた瞬間、笑顔で受けながら「飛んで火に入る夏の虫」とほくそ笑む干場さん。この条件反射的な反発心こそが、35年間の経営を支えた根源的なエネルギーでした。


干場弓子さんゆかりの地

東京・千代田区(ディスカヴァー本社・出版革命の場所):直取引、CDサイズの本、ビジネス書大賞——業界の常識を次々と塗り替えた出版社の本拠地。「視点を変える、明日を変える」というバリューのもとに、勝間和代さんをはじめ多くのベストセラー著者が生まれた場所です。全国5000店の書店と直接取引するという前例のない仕組みも、ここから始まりました。

愛知県名古屋市(生まれ故郷):愛知県立旭丘高校を経て、お茶の水女子大学へ進学した干場さんの原点。「小学校高学年のころ、通知表にいつも『やや消極的』と書かれていた」という自称ネクラな少女時代の記憶と、「仕事を楽しむ能力は後天的に身につけられる」という本書のメッセージは、干場さん自身の変化に裏づけられています。

書店の現場(全国5000店):「本が売れる場所を知るために、売る現場を知らなければならない」という信念のもと、ディスカヴァーの社員は新卒全員が書店営業からスタートします。干場さんも直接足を運び、書店員との関係を築いてきました。「現場こそが真実」という姿勢が、業界の常識を疑い続けるディスカヴァーの文化を生みました。


干場弓子さんから学ぶ、3つの教訓

1. 「楽しむのも能力」——練習と視点の転換で誰でも身につけられる

「楽しいことがあるから楽しめるのではなく、何でも楽しむと決めているから楽しめるのだ」——この一文が本書のすべてを要約しています。楽しむことは選択であり、能力です。しかもその能力は、生まれつきではなく練習で身につく。「わたしも昔はネクラだった」という干場さんの自白が、この言葉に説得力を与えます。仕事環境や職種の問題にする前に、まず「楽しむと決める」という選択ができるかどうか——本書はその問いを読者に投げかけます。

2. 「枠を知らないことが最大の強みになる」——無知と先入観のなさが革新を生む

CDサイズの本が生まれたのは、書籍のサイズに規定があることを干場さんが知らなかったからでした。ゼロから直取引を始めたのも、業界の慣習を知らなかったからこそ続けられた面があります。「無知であること」は弱点ではなく、既成概念に縛られない発想の源です。「そもそも何のためにあったんでしたっけ?」という問いを持ち続けることが、どんな業界でも通用する最強の武器になります。

3. 「ミッションが、バカヂカラを引き出す」——自分だけの利益を超えた使命感

35年間の経営を支えたのは、大志でも巨万の富への欲望でもなく、「社員への責任」「読者への責任」という使命感でした。干場さんはこれを「ミッション」と呼びます。「人は、自分だけのためにはなかなかバカヂカラも発揮できないが、誰かのためならがんばれる」——これは干場さん自身の35年間の実証報告です。仕事の中に「誰のための自分か」を見つけることが、楽しさと持続力の両方を生み出します。


この記事で語りきれなかった『楽しくなければ仕事じゃない』の魅力

本書にはまだ紹介しきれていないエピソードが多くあります。

一つ目は、「嫌われてはいけない」への反論です。「誰からも嫌われない」人生を選ぶということは、「誰からもとくには好かれない」人生を選ぶことでもある——干場さんはこの逆説を、自身が編集した『こうしてあなたは嫌われる』という本の制作体験から語ります。特別に好きな人をつくれば、同じ数の嫌いな人が生まれる。「あなたはどちらを選びますか?」という問いは、読者の心に刺さります。

二つ目は、「自己成長」という言葉への問い直しです。成長を追い求めるあまり、「成長している自分」が目的化してしまう罠。「過去は変えられる」という発見は、モノクロ写真の自分を見つめ直した体験から生まれました。事実を変えることはできない。しかし解釈は変えられる。解釈を変えることで過去が変わり、過去が変わることで現在も未来も変わる——干場さんの哲学の核心がここにあります。

三つ目は、「わたしも昔はネクラだった」という自己開示です。「仕事を楽しんでいるように見えて羨ましい」と言われることがある干場さんですが、自分がもともと積極的な性格ではなかったことを正直に語っています。「楽しむ能力は後天的に身につけられる」という主張を、著者自身の変化で証明しているこの告白が、本書を単なる仕事論ではなく、人が変わる物語にしています。

📚 [楽しくなければ仕事じゃない(東洋経済新報社)を読んでみる]


まとめ|干場弓子さんが教えてくれること

「楽しくなければ仕事じゃない」——このタイトルは、権利の主張ではなく、能力の話です。

楽しめるかどうかは、仕事の中身や環境が決めるのではなく、自分の選択と視点が決める。そしてその能力は練習で身につく——干場さんはこの確信を、35年間の経営と編集という実践から語ります。

「キャリアプラン」「効率」「ワークライフバランス」「リーダーシップ」——世間が「やるべき正しいこと」として語るキーワードに、干場さんは「本当にそうか?」と問い続けてきました。その問い自体が、ディスカヴァー・トゥエンティワンという出版社の35年間を作ってきたのです。

視点を変えれば、明日が変わる。ぜひ手に取ってみてください。


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参考文献:干場弓子『楽しくなければ仕事じゃない』(東洋経済新報社)